「沖縄本島東部の島」

離島航路の発着港

・これらの離島への発着港は那覇市内にはなく、那覇市から離れた本島南東部・「南城市」・「うるま市」にある以下の各港が拠点。

・「久高島」へ・「安座真港（あざまこう）」

：沖縄県南城市・那覇市中心部から東南東へ約15Km

・「津堅島」へ・「平敷屋港（へしきやこう）」

：沖縄県うるま市・那覇市中心部から東北東へ約25Km

 ・両島ともに「旅客航空便」の運航はなく、渡航手段は「船便」に限られます。

離島への公共交通機関（概要※）

・「那覇空港」から公共交通機関利用の場合、空港から「路線バス」や「タクシー」で那覇市内「那覇バスターミナル（2015年4月より全面建て替え工事）」へ行き（バス約20分~30分・タクシー約15分）、各港方面への路線バスに乗り換えます。
・「那覇バスターミナル」からの路線バス所要は、
：「久高島」航路発着安座真港最寄りバス停へ約1時間
：「津堅島」航路発着平敷屋港最寄りバス停へ2時間弱

・なお、「那覇空港」から各港へタクシーやレンタカーで直接行けば、路線バス利用よりも移動時間を短縮できます（ただし渋滞が無い場合・レンタカーは「沖縄の道路事情」に慣れたドライバーの運転が前提）。

・「久高島」・「津堅島」ともにそれぞれ単独の航路
で、どちらも「高速船」と「フェリー」の2系統で運航しています（それぞれ料金・所要時間・運航スケジュールに差あり）。運航本数は高速船とフェリーをあわせて
：「久高島」で1日6便・「津堅島」で1日5便

・各港から各島への片道所要は、
：「久高島」へ20分前後・「津堅島」へ20分～30分

（いずれも「高速船」が「フェリー」より若干早い）
・どちらの島にも「空港」はなく、渡航手段は「船便」に限られます。

！注意！「那覇バスターミナル」の建て替え工事について※
・長らく地元沖縄の方々や各地からの旅人に利用されてきた「那覇バスターミナル」ですが、2015年4月6日より周辺の旭橋エリア再開発事業の一環として全面建て替えとなり、下記記事とフォトは”ありし日の姿”を伝えるものとなりました。
・新バスターミナルの完成は、2018年3月の予定。現在バスターミナルは全面的に閉鎖され、これまでのバス停エリア・建物を解体中。これにともない、ターミナル内にあった各バス会社の窓口は「仮設案内所（モノレール旭橋駅の東側階段下・このあとのマップ参照）」に移動し、多くの路線の発着バス停は周辺の街内に散財する「仮設バス停（既存の一般バス停を利用・このあとのマップ参照）」で代替され、各路線の始発終着バス停・経由バス停・運行スケジュールに変更が生じているので注意が必要です。
・工事期間中の各バス路線と発着バス停との対応は、バスターミナルの仮設案内所や各バス会社の電話案内などで確認を（※このエリアで利用の仮設バス停はダウンロード販売PDF書籍「沖縄本島東部エリア」内で案内）。　　　
・老朽化の進んだバスターミナルでしたが、”昭和の雰囲気”を漂わせ名残りを惜しむ声も。建物内に入っていた食堂なども、解体に伴い営業を終了。長い間お疲れ様でした。リニューアルの日を待ちたいと思います。

構内施設

・「那覇バスターミナル」は、那覇市中心部から沖縄本島各地へ伸びる各バス路線の発着・乗り換え拠点となる大規模なバスターミナル。「那覇空港」からは「タクシー」でも料金を気にせず行ける距離にあり、多少所要時間は増えますが「路線バス」や「モノレール」も利用可能。
・バスターミナル構内は広く、小学校のグランドほどもある駐車エリアをはさんで「ターミナルビル」と「乗車ホーム」とが向き合います。発着するバス路線は多方面に細かく分かれ、乗り場は広大なターミナル外周の15か所もの「乗車ホーム」に割り振られて散在、路線によって運行するバス会社が分かれたり重複したりと複雑。
・構内には「総合インフォメーション・窓口」「全路線のルート一覧・発車時刻一覧」の類はなく「アナウンス案内」もないため、はじめて利用する場合は迷うかもしれません。また、どの路線も料金は下車時の車内精算のため、「チケット売り場」もありません。
・「ターミナルビル」2階にはオフィスや飲食店が入っていますが、「売店」や整備された待合スペースはなく、バス待ちの客は乗車ホームの「ベンチ」を利用することが多いようです。周辺の通りに飲食店はあるものの、夜営業の料理店・居酒屋系の店が多くて昼のバス待ちは向かないかもしれません（「コンビニ」はターミナルビル正面入口付近にあります）。
・「バスターミナル」より先の各港や離島内では、商店・品数・品種は非常に限られ「銀行ATM」はありません。旅程に必要なものの購入・旅費の準備は、できるだけ「那覇バスターミナル」利用前までに済ませておきましょう。

運行情報・乗車

・目的地への「路線情報」がわからない場合は、「ターミナルビル」1階に4か所ある各運行バス会社のオフィスのどこかを尋ねて「目的地」を伝えれば教えてくれます。また、各運行会社のインターネットホームページなどで事前に調べることもできます。
・「発着時刻・降車バス停名」以外にここで必要な情報は、「路線番号・路線名・のりば番号」。
（例：「111番・高速線・14番のりば」・「120番・名護西空港線・14番のりば」など）
・各運行会社オフィスにも、配布用時刻表がおいてあります。必要なら入手を。
・その後は「乗車ホーム」各のりばの「電動パネル板」、バス到着時のバス前面「路線番号・路線名」標示、運転席からのマイクアナウンスで（不安ならドライバーへ直接）確認。